あるお取引先から実質的な契約解除の宣告を受けました。
数ヵ月後にむけてのお話ではありますが・・・。
それ自体別に驚く事ではありませんでした。
私の会社のスタッフが何度かミスを犯していた事もありましたし。
最低限のパフォーマンスを提供出来なかったという事もありました。
それに対するレスポンスが遅れた事も事実でした。
ただいくつか問題がありまして
私の会社のスタッフのほとんどがそのお取引様関連には出来る限り行きたくないと拒否反応が出始めていた事でした。仕事自体は単純なのですが、操作するモノ自体がそれなりの経験と知識が必要なものばかりなのです。また技術的なサポートも無償で差し上げたりといった事もありました。私の関わる業界自体が特殊なので、それらに関して対価を求められないのは十分に知っておりましたがただ気持ちの部分で納得できないという事も多々ありました。
もう一つはここでは詳細は触れられませんが
利潤がほとんど出なかったのです。
そういった事でしたのであまり痛くはありません。
逆に私の上司に至っては『よかったんじゃない?!』程度のお話で済みました。
ただ契約解除自体に問題があるのです。
会社組織である以上、利潤を出さなければなりませんし、
追求する事が宿命にあります。
つまり会社の成長が義務付けられています。
そして会社の成長は自分の給与が直接反映しなくても
結果的に上がっていくことを意味します。
また、同時に商売である以上は我慢も必要でしょうし、
忍耐もしなければならないと思います。
そして“耐え難きを耐え、忍び難きを忍び・・・。”
もしなければいけないと思います。
多少の問題は有ったとはいえ、
契約解除宣告を受けて『ハイ、そうですか』で会社人として許されるのでしょうか?
私はそうであってはいけないと思っています。
そしてなぜ契約解除に至ったのかを分析、反省し、
新たな戦略を考えなければなりません。
続いて同等の売り上げを獲得しなければ会社としては後退です。
人件費のかからないスタッフも育てなければ・・・。
問題も課題も山積です。